聞き手:『2001年宇宙の旅(2001 A Space Odyssey)』の中で21世紀の未来をいろいろ予言されていますね。息子のジョナサンは2001年には今の僕の歳になってます。たぶん順応できてると思うのですが…どうなんでしょうね?
アーサー・C・クラーク:息子さんが大きくなる2001年までには、各家庭に1台コンピュータが備わってる、そこが一番の違いだね。こんな大きなコ
ンソールじゃなくて、ちっこいのね。それが世界中で全部繋がって、ユーザーは銀行の明細から映画チケット購入まで遠隔で操作して、あらゆる情報が引き出せるんだ。VCRのTVの画面みたいなのとキーボードが備わってて。
聞き手:となるとソーシャル味が抜けちゃうんじゃないですかね…。生活(人生)すべてがコンピュータ中心に構築され、何から何までコンピュータ依存の社会になる気がするのですが…
アーサー・C・クラーク:社会の隅々までリーチできるって見方もできるよ。世界中どこでも好きな場所に住めるんだ、こんな素晴らしいことない。ビジネスマンは都市部でも田舎でも好きな場所でテレコミュートできるんだよ。